「容量オーバーですね。」と笑顔が絶妙にかわいいお姉さん。
「容量オーバー!?」と俺。
「はい、ご存じかもしれませんが、機体に預ける荷物は20キロまでなんですよ。」
「知りませんでした・・・。」
「今、34キロありますけど、10キロまではサービスできるのですが・・・4キロオーバーしてますね。追加料金が18000円くらいですね。」
「18000円??高いなぁ・・・。で、どうすればいいですか?」
「あちらで荷物を2つに分けてもらえますか。ただ、それでも最大32キロまでなんですよ。空港スタッフになるべく負担がかからないように32キロまでという決まりがあるんです。」
「そうなんですかー。で、どうしましょう?」
「手荷物の方に少し入れてもらえますか?」
「分かりました。」
というわけで、スーツケースに入っている本を数冊バックパックに入れて、スーツケースの重さを量ると29.5キロ!絶妙!!
かわいいお姉さん「30キロ以内におさまりましたね。(笑顔)」
「はい、なんとか。」
「ただ、機内持ち込みの手荷物は1つまでなんですよ。」
「えっ。」
俺の手荷物はバックパックとPCバックの2つ。
「カンタス航空は手荷物は1つまでなんですよ。」
「そうなんですかぁー。知りませんでした・・・。で、どうしましょう?」
かわいいお姉さんがパソコンをカチャカチャと打ちながら、「今日は空いてますね。100席くらい空いてますので、手荷物2つでも大丈夫です。(笑顔)」
「あっ、そうですか。よかった。ありがとうございます。」
「それでは、C82ゲートで搭乗して下さい。」
「はい。」
時計を見ると、今までの一連の作業でずいぶん時間がたってしまった。やばいっ、急がないと・・・。
税関を通り、C82ゲートに急いで向かう。でもなかなか着かない。なんで??
ふと、冷静になり、周りを見渡すと、道を間違えていたことに気づく。やばいっ、急いでC82ゲートに向かわないと・・・。
そこで、偶然にも荷物を乗せるキャリアを見つける。これだ!!
キャリアに荷物を乗せ、スケボーに乗るようにキャリアに乗っかり、進む、進む、進む!!
近くを歩く外国人が「なんだ、あの日本人は!?」みたいな顔で俺のことを見るのを気にもせず、進む、進む、進む!!スケボー万歳!!
しばらくすると、C82ゲートのすぐ手前で、カフェを見つける。ビールが飲みたい・・・。
時計を見ると、搭乗時間の20分前。「まっすぐC82ゲートに行った方がいいかなぁー」と思いつつも、欲望には勝てない。
グラスビールとパンを注文する。「うっ、うまい。」
タバコを2本吸いC82ゲートに向かうと、なんとか搭乗時間に滑り込みセーフで間に合っ
た!!
無事、ボーディング!!
